元町スイーツ王国
とうとう明後日となってしまったFOK。
前回、オーケンが神戸に来てくれたときの会場は神戸VARITでしたが、そのときのMCで、「スイーツを食べようと思って、ミルフィーユを食べた」と言われていたのを覚えています。
というわけで、もう時間的に最後の更新になりそうな今回は、イートインができるスイーツ店を、できるだけたくさんご紹介しようと思います。
まず、最近人気が高まっているイマドキのお店2軒。
元町の南のほう、栄町というエリアにあるオシャレすぎるパティスリー、モン・プリュ。
そして、新しくオープンしてから人気上昇中のAKITO。
ここはソフトクリームが大人気。
元町駅から西に歩いたところにありますが、このスイーツ激戦区でニューカマーなのにこの人気って相当すごい気がする。
反対に、老舗で神戸を代表するスイーツ店といえば、元町商店街内にある、本高砂屋、神戸風月堂、グレゴリー・コレの3店。
3店が仲良くすぐ近くに並んでます。
ケーキ屋さんって、お互い近くに店を構えるほうが相乗効果があるんでしょうか?
その3店からさらに西へ西へ歩くと、商店街から南に入ったところ元町ケーキ。
元町ケーキは「ざくろ」という、素朴なイチゴのケーキが代表的。
神戸っ子には、ケーキといえば「ざくろが好き!」という人がけっこういます。
お手軽な値段だし、子供のころに親しんだ味なんでしょうねぇ。
さらにそのちょっと西にパオデロ。
絵本のようなデザインのかわいい店内で、ゆったりとケーキが食べられるお店です。
元町ケーキはけっこう万席なことが多いのですが、すぐ近くだけど、こちらは穴場。
私はどちらかというと、パオデロのほうが好きなんだけどな~。
近くにかたまっているといえば、元町の南から三宮側に歩いたあたりにも。
パティスリー・トゥーストゥースに、ボックサン。
ボックサンはなんといってもロールケーキですかねぇ。
ボックサンの向かいにあるケーニヒスクローネなんか、とうとうホテルになっちゃいました。
夜に撮った写真だからわかりにくいかなぁ…。
というわけで、駆け足でご紹介しました。
「じゃあどの店がおススメなの!?」という声が聞こえてきそうですが、私、スイーツは何を食べても美味しいと思ってしまうので、どこの店が美味しいのか美味しくないのかがわからないんです…。
雑な紹介でごめんなさい。
ともあれ、明後日が楽しみです!
震えて待つぜ!
元町には、ちんき堂がある。
私にとって神戸元町という街を誇らしく思う理由は、「ちんき堂が元町にあるから」という点につきます。
ちんき堂というのは、元町穴門商店街にある古本屋さんで、店主は『猟盤日記』などの著作で知られる戸川昌士さん。
- 作者: 戸川昌士
- 出版社/メーカー: ジャングルブック
- 発売日: 1996/02
- メディア: 単行本
- クリック: 15回
- この商品を含むブログ (2件) を見る
東のタコシェ、西のちんき堂、と並び称されるサブカル本屋さんなのです。(称しているのは私ですが。)
ちんき堂の「ちんき」は漢字で書けば「珍奇」。
神戸古書界のヴァンダーカマーというわけ。
ちんき堂は裸のおじさんの看板が目印ですが、これはヘタウマの帝王、キングテリーこと湯村輝彦画伯によるもの。
ちんき堂の宣伝用ポストカードなども全部湯村画伯のイラストです。
戸川さんが書く文章も面白いのですが、お人柄が大変すばらしく、知識の広さと深さ、センスの良さ、何をとっても脱帽します。
店にお邪魔してお話を伺っていると、やっぱりプロの目利きは違う、と思うことばかり。
ヘタウマの流れで言うと、戸川さんは特殊漫画家根本敬先生とも交流があって、根本先生の作品もよくちんき堂で売られています。
一度、戸川さんと根本先生がジャケットを描かれた空手バカボンの『孤島の檻』の話になりました。
- アーティスト: 空手バカボン
- 出版社/メーカー: ナゴムレコード
- メディア: LP Record
- この商品を含むブログを見る
「私、ナゴムのソノシートは全然持ってなくて、『孤島の檻』のソノシートが欲しいんです」
と言う私に、
「あれはソノシートちゃうで、EPやったと思うけど」
と即答の戸川さん。
「昔はよう出てたんやけどな。最近出てないな」
とも。
なんちゅう知識の深さ!
そして、
「あの原画が欲しいんやけど、根本にきいたら、誰かにやってもて今どこにあるかわからんのやて」
と、私とはレベルが違うウォント!
さすが戸川さんです。
ちなみに、ちんき堂のWebサイトはちょっと古いようなので、最新ニュースはブログ「ちんき堂ニュース」からどうぞ。
そのちんき堂のお弟子さん筋と言われる古本屋さんがトンカ書店。
女性の店主らしい、可愛らしいお店です。
トアウエストにあるので、Bo Tambourine Cafe からはこちらのほうが近いかもしれませんね。
ほか、元町高架下にはいくつか古本屋さんがありますが、ここは!ということはなく、ほかに元町で特筆すべきサブカル系古本屋さんといえば、レトロ倶楽部くらいでしょうか。
ずいぶん昔ですが、ミュージシャンで作家の中原昌也さんが神戸に来られた際、元町の古本屋さん・中古CD屋さんにご案内したことがあるんです。
何軒か回った中でも、レトロ倶楽部での買い物が一番多かったと記憶しています。
というわけで、サブカル者の触角が動く代表的な古本屋さんをご紹介しました。
とはいえ、古本や中古レコードというのは、足で動いて数を当たって掘ってなんぼ。
コレクターの業は深いですから。
元町でヌンチャクを買ってプロレスを見よう
とうとうFOKのライブまであと1週間!
まだまだ書けてないことがたくさんあるのにぃ。
元町のスイーツでしょ、元町のギョウザでしょ、元町の古本屋でしょ…、元町のコーヒーでしょ、あ~っ!時間が足りない!!
優先順位に迷う中、今回はオーケンさんといえばヌンチャク、ということで、ヌンチャクを売っているお店を紹介します。
南京町にある空龍(コンロン)は、中華雑貨のお店の中でも特にユニークなお店で、お土産用の中華雑貨から冗談グッズ、中国武術練習者が実用的に使うものまで、いろいろ揃ってます。
南京町広場からメインストリートを西に進み、路地を南に覗くと見えるブルース・リーが目印。
手前には観光客用におもしろ中華雑貨が並んでいて、それを見るのも楽しいんですが、奥のほうに入ると、人民解放軍のコスプレグッズに交じって功夫用品が売られています。
特にヌンチャクは、上級者用の木製のもの、中級者用のラバーのもの、おもちゃのゴム・プラスチックもの、などなど、自分の上達度に合わせて選べます。
昔、私もここで安いおもちゃのヌンチャクを2本ほど買いましたが、失敗でした…。
正直、ヌンチャクは遠心力で回る部分もあるので、軽いとうまく回りません。
ちゃんと上達したいなら、そこそこの値段のを買って、ぶつかる痛みのリスクも承知のうえで練習すべし、ですね。
ちなみに、私が現在持っているヌンチャクは、映画『ヌイグルマーZ』のしょこたんモデルのピンクのファー付きヌンチャク。
【Deorart ディオラート】DR-1959 Deorart×ヌイグルマーZ ファー付 ヌンチャク
- 出版社/メーカー: Deorart(ディオラート)
- メディア:
- この商品を含むブログを見る
重さもちょうどいいし、ファーもフワフワだから当たっても痛くない!(戦いには不向きですが。)
これは通販で買ったもののですが、これも練習は三日坊主でした。まじでダメ人間…。
オーケンみたいにうまく回せるようになるには程遠いなぁ…。
ときどき、私の周囲では中国武術をやっている人をみかけます。
健康体操の太極拳はもちろんですが、八極拳を習っている人や、形意拳を習っっている人がいたり、元町駅前の掲示板に「詠春拳を習いませんか」というチラシが貼られているのを見たことがあります。(ちなみに形意拳を習っている人は市役所職員。)
実は知らないだけで、あなたの隣人もカンフーマスターかも!?
空龍はカンフースーツも充実しているので、中国武術に形から入る人にもおススメです。
昔オーケンさんもカンフー着を着てたときがありましたよね。
黒い長髪に白いカンフー着(ズボンは黒だったかしら)、よく似合っててカッコよかったな~。
武術用品といえば、Bo Tambourine Caféからちょっと歩いたところ(トアロード沿い)にこんなお店もあります。
格闘技ISAMIの看板、わかるかな?
ここでも本格的なヌンチャクが買える模様です。
でも、まだ中に入ったことがないので、お名前だけご紹介しておきますね。
格闘技のプロ、といったら、神戸にはドラゴンゲートというプロレス団体があります。
西元町にど~んと構えてるドラゴンゲートの本拠地。
元町高架下を歩いていると、ドラゴンゲートと実践空手の岡村道場のポスターがよく目につきます。
そう思って注意していると、元町にはボクシングジムと空手道場が多い気が…。
駅前に修斗のジムもありますしね。
三宮にはほとんどないのに、どうしてなんだろう???
格闘技・プロレス好きが元町に集まってくるのか、元町高架下にはリングソウルというプロレスバーがあります。
スポーツ&プロレスカフェバーRing Soul(リングソウル)オフィシャルサイト | 神戸元町
だいぶ前に2回ほど行ったことがありますが、店内ではずっとプロレスの映像が流れていました。
そのときは、蝶野選手が牛すじカレーを食べているポスターが店の看板になっていて、インパクトがありましたね~。
私が食べたのはバーガーでしたけど、手作りで肉のしっかりしたハンバーガーでした。
というわけで、連想ゲームのように、オーケン→ヌンチャク→カンフー→格闘技→プロレスとご紹介してみました。
あー、強くなりたい道。
猫猫猫猫、犬・・・じゃなくて梟梟梟梟
きっとオーケン好きには猫好きが多いだろうという勝手な思い込みから、今回は猫カフェをご紹介します。
まずは、元町で猫カフェといえばここ、Nyanny(ニャニー)。
猫カフェ cat cafe nyanny – 神戸・元町駅から徒歩2分
猫さんたちの毛並みがよくって、みんな大事にされてるのがよくわかります。
セールスポイントは肉球ロード。
透明な板があって、下から猫の肉球が見えるんです。
おおこれは、ルパン三世の魔術師と呼ばれた男!
ここでは猫の抱っこは禁止です。
でも、なでなでするだけで充分癒される~。
それに、「猫のおやつ」を購入すると、猫にエサをあげることができます。
怖いくらいめっちゃモテモテ!
さて、去年、元町商店街内に新しい猫カフェがオープンしました。
商店街アーケードをずーっと西に歩いたところにある猫カフェ、猫まみれ。
店名どおり、猫がいっぱいでまみれる~ぅ!
ここはNyannyと逆で、抱っこはOKだけど、おやつはなし。
お店によって方針がいろいろあるんですね~。
どちらも、料金は1時間平日1,000円、土日1,200円。
加えて、元町商店街には猫カフェだけじゃなく、フクロウカフェもあります。
元町商店街内にあるのが、ふくろうの家族。
フクロウやミミズクたちとふれあえるお店です。
指2本でそーっとなでるのは許可されています。
小さいフクロウやミミズクはとーってもキュート!
でも、大きい鳥はちょっと怖いかも。
実はここ以外にももう一軒、元町にフクロウカフェがあって、南京町の南に「ビビ&ジョージ」というお店もあります。
残念ながらまだ私は行ったことがないので、お名前だけ記しておきますね。
私はかつて、猫カフェは、人間の欲望で猫をナデナデする、動物のキャバクラ、猫の風俗店だと思って好ましくなかったんですが、実際行ってみたら考えが変わりました。
これは猫たちのAKB化現象、逢いに行けるアイドルなんですよね~。
猫カフェ、フクロウカフェに行ったことがない方は、私みたいに石頭で否定せず、どうぞぜひ、一度行ってみてください。
元町ローストビーフ丼対決!
神戸のグルメといえば、神戸ビーフを思い浮かべる方も多いでしょう。
しかし、神戸に暮らしていても、なかなか神戸ビーフを食べる機会なんてありません。
長い人生を思い返してみても、三宮の菊水で鉄板焼を食べたのと、大井肉店ですき焼きを食べた、その2回くらい。
数年に一度、あるかないかです。とほほ。
そんな私の乏しい神戸ビーフ事情に反して、街中には神戸牛の飲食店が増えました。(特に南京町周辺!)
神戸ビーフは世界的に有名なんで、インバウンドの観光客も当て込んでるんでしょう。
ただ、そういう店はどうも観光地価格の匂いがして、行く気にはならないんですよね~。
そこで、元町で肉を食べるなら何がいいか考えてみると、ふと思い付いたローストビーフ。
去年くらいまで、元町駅北側の交差点の1階は不動産屋で、その横にレッドロックの行列ができていました。
(今は不動産屋がラーメンのずんどう屋に変わって、その行列ができてます。)
レッドロックは、三宮の高架下で行列が出来ているローストビーフ丼の人気店です。
元町にあるのはその2号店。
東京にも出店してて、できた当初、そちらはエゲツナイ行列の長さだったとか。
現在、東京ではどうか知りませんが、元町店はほとんど待ちません。
一度食べてみたかった、という方にはオススメです。
何より、Bo Tambourine Cafeのすぐ裏ですからね。
レッドロックのローストビーフ丼(並)、税込850円。
超薄切りにされたお肉がピラミッド状に盛られ、さらりと口の中でなくなります。
並ばないとはいっても、満席なことが多いレッドロック。
なので、並ぶのも待つのも嫌いな私は、ローストビーフ丼が食べたいなら、駅の南側のKOTOBUKI に行くことが多いです。
KOTOBUKI (コトブキ) - 元町/ステーキ [食べログ]
食券制の、気軽なお店。
カレーも人気です。
レッドロックと違って、ここのローストビーフ丼(税込880円)は肉厚。
厚さがあると固いかもと思いきや、お肉は柔らか。
味付けもクリーミー。
KOTOBUKIのお兄さんによると、10月はお肉を食べるのには最適なシーズンなんだとか。
春から夏にかけてはバーベキューで、12月から1月は忘年会・新年会や年末年始イベントで肉の需要が増すために、いいお肉が取り合いになるんだそう。
10月はちょうど需要の谷間にあたるので、いいお肉が手に入りやすくなるとのことです。
しかも、熊本地震の影響で入荷困難だったお肉が、ようやく入ってくるようになったそうで、これはもう10月は謝肉祭ですよ。
朗報朗報!
ローストビーフ丼にかぎらず、元町駅界隈は丼物のお店がたくさんあります。
近隣サラリーマンの、早くて安くて美味しいものを求めるニーズがそうさせてるんでしょう。
代表的なのが、元町駅北側すぐにある海鮮丼の駅前(名は体を表す!)、同じく海鮮丼のえびす大黒、駅前の数軒西にあるカツ丼吉兵衛、といったところでしょうか。
残念ながらどれも本店ではなく「元町店」ですけど、神戸市内や兵庫県内にしかないみたいなんで、よその地域から来られる方にはオススメです。
丼物の店はどこも、パッと来てパッと食べてパッと帰るお店なので、ゆっくりはできませんので悪しからず。
ゆっくりしたい場合は、食べ終わったらコーヒー店へどうぞ。
トアウエストの中華料理
そして南京町といえば中華料理。
でも、地元民はあまり南京町で中華料理を食べません。
逆に、Bo Tambourine Cafeがあるトアウエストエリアに、いい中華料理店がけっこうあったりします。
というわけで、オーケンとは全然関係ないですが、今回は中華料理店をご紹介します。
まずは、すぐそばにある順徳。
お昼どきは周辺のサラリーマンでいっぱいになる人気店です。
一番人気ネギそばとチャーハンのセット(750円)。
正直いうと、私、ここではネギそばしか食べてません。
昔、ZAZEN BOYSのライブのMCで向井くんが「神戸にはうまいラーメンがない!博多に修行に来い!」と神戸をディスってましたが、神戸で美味しいラーメンというと中華料理屋の汁そばになってしまうんだよなぁ、と思った記憶があります。
中華料理屋が完成度高いから、ラーメン屋が進化しないのかも。
順徳の前の道の突き当たりに、二位という中華料理屋があります。
移転してきたばかりだし、完全予約制らしく、私もまだ行ったことがないんですが、すごく美味しいらしいです…。
いつか行ってみたいなぁ、という希望を込めてご紹介。
そしてその山側には、新愛園。
そういえば、だいぶ前ですがテレビでここを石田純一お気に入りの店として紹介していました。
一皿5,000円するフカヒレのお刺身を理子さんに食べさせるんですって。
石田純一が来る店だけあって、確かにお金持ちそうな老人が何千円もする上海ガニを昼間っから注文したりしてましたが、私はその横でいつも1,000円以下のランチセット。
新愛園には系列店が近くに2店あります。
ひとつは圓記という香港飲茶のお店。
もうひとつは新愛園の隣にある小籠大王。
どちらもめっちゃ中国!って雰囲気。
そして、どちらも点心好きにはたまらないお店です。
でも、中国路地裏の屋台風なたたずまいとは裏腹に、お値段は高級店新愛園並み。
しかも接客が悲しくなるほど中国風。
ときどき、「安くて美味しいお店を教えて」と尋ねられますが、正直そんな都合のいいお店はありません。
「安くてそれなり」なお店か、「美味しくて高い」店のどちらか。
小籠大王は明らかに後者で、私が大好きな海ガニのカニみそ入り小籠包は4つしか入ってなくて1,000円もします。
でも、美味しい~!
圓記の点心も同じくとても美味しくて、店が汚くても接客が悪くても、目をつぶってしまいます。
ほかにも、楽園、豊味園といった人気中華料理店がすぐそばですし、元町の南に出れば、別館牡丹園のような老舗や、丸玉食堂のような大衆中華もあります。
私のお気に入りは南京町の手前にある劉家荘。
ここの名物・焼鶏(しょうけい)は持ち帰りもできるので、お土産にもおススメです。
ただ、残念ながら劉家荘は閉店時間が早くてライブ終了後の晩ご飯には間に合いませんので、行くなら昼間にどうぞ。
閉店時間にかかわらずどこも人気店なので、いっぱいで入れなかったらごめんなさいね。
女子力高めのカフェ
我らがオーケンが喉の手術後に、福岡・大阪を巡ったときのMCだったと記憶していますが、女子力高めのカフェに行った際、提供されたカプチーノや料理がひどかった、という話がありました。
ま、そういうカフェはそういうもんだ、という判断はさておき、女子力高めのカフェをチョイスするあたりにおでんたちはハッとなったようです。
心に女のコが住んでいるオーケンさんならではの、女子力高めチョイス!
女子力高めのカフェといえば、BO TAMBOURINE CAFE 周辺はそんなお店だらけと言っても過言ではありません。
その中でも特におでんの皆様に紹介したいのが、cafe Otogi。
https://www.facebook.com/Cafe-Otogi-1502492206740334/timeline/
去年オープンした、『不思議の国のアリス』をフィーチャーしているファンタジックなお店です。
この日私が食べたのは、森のくまさんのピザパンケーキ(850円)。
店内は女子ばっかで、オーダーが運ばれてくるたびに、「可愛い♪」の声がもれておりました。
ライブのためにロリ服を着て来たオーケンファンの方には、ぜひ訪れてもらいたいなぁ。
ぜったい馴染むから(笑)
*************************
ついでなので、あと2軒ほど紹介しておきましょう。
トアウエストのど真ん中、目立つ黄色のビルの2階にあるのが、cafe Mamunia。
mamounia-kobe.com
オシャレ雑貨や飲食店をデザインするSHOOBY DOOBY がプロデュースしている店です。
この日私が食べたのは、本日のオムライス、ベーコンときのこの粒コーンクリーム(サラダつき税込950円)。
作詞家ではっぴいえんどの松本隆さんのお気に入りのカフェとしても知る人ぞ知るお店。
風街にふさわしい、外の光が届く爽やかな店内。
ただし、「女子力」とは反し、全席喫煙可ですので、ご注意を。
*************************
それから、そのナナメ向かいにあるのが、HANAZONO CAFE。
www.hanazono-cafe.me
『花より団子』の台湾版ドラマ『流星花園』が名前の由来になっていると大昔に聞いたことがありますが、真偽はわかりません。
ここも2階にあるので窓が広く、明るい光が燦々と差し込んでいます。
この日私が食べたのは、サービスランチの、フレッシュトマトとスモークベーコンのクリームパスタ(750円)。
cafe Mamuniaもそうですが、こちらもけっこう広い空間。
一人でモソモソと昼ごはんを食べる私の後ろで、若い女の子たちが10人くらいで誕生日のお祝いをやっておりました。
カフェでバースデーランチかぁ。
その発想が若いなぁ。
*************************
と、まあ、3軒ご紹介しましたが、女子力が高い女子が立派な性格とはいえないように、女子力が高いカフェが美味しい料理を出すとはいえないのが自然の理かと思います。
でも、3軒とも、オーケンさんのMCみたいに憤慨して帰るようなレベルでは決してありませんので、ご安心ください。
どこも普通に美味しいです。
私も若いころは、トアウエストのオシャレエリアに反抗心を抱き、歩きながらつい「死ね死ね団のテーマ」を口ずさんでしまうこともありました。
大人になるにつれて、一見リア充に見えるオシャレピーポーたちも、内面には誰もが暗い影を住まわせているんだということがだんだんわかってきて、人を見る目が変わってきたわけであります。
オタクと非オタクの違いはあれど、リア充と非リアに差はないというか、リア充というのは中二病者が見る幻のなものなんじゃないだろうか。
な~んて気持ちで、女子力高めのカフェに集うオシャレピーポーたちを観察してみるのも一興かもしれませんよ。