オーケンとおでんのための元町ガイド

大槻ケンヂさんが神戸へやってくるのがうれしくて作成している元町案内です。

元町で小籠包

去年、このブログでBo Tambourine Caféに最も近くて美味しいカレー屋さんとして紹介したインド・ネパール料理サーランギが、閉店してしまいました。

naminonamimatsu.hatenablog.jp

 ちょっと顔を出さないでいると、

「オネエサン! モット来テクレナイト、オ店ツブレチャウヨ!」

と店主のネパール人が言っていたのは、冗談じゃなかったのか…!

美味しいカレーだったのに、ショックです。

 

さて、そのサーランギ跡地にできたのが、楽閑記という小籠包をフィーチャーした中華屋さんです。

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小籠包といえば、ちょっと行った先に専門店である小籠大王があるのに、なかなかチャレンジャー。

ただ、本場中国そのものの小籠大王に対して、楽閑記は中華デザインの日本の居酒屋さん、というかんじ。

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表から見えるカウンターが満席でも、地下もフロアがあって席が空いてることもあります。

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お料理は小皿で頼めるので(上記画像はなんとセパレートタイプの酢豚!)、リーズナブルにちょっとずつ、いろんなものが食べられました。

メインの小籠包は5個で680円。

出来立てを持ってきてくれるので、美味しくないはずがないです。

rakkanki.com

 

関係ないけど、店内で若かりしジャッキー・チェンの、見たことのない映画が流れていました。

めっちゃ気になったので調べると、ジャッキーの幻の問題作『醒拳』。

キャッチコピーが、「酔っても強けりゃ醒めればもっと強くなる」。

ジャッキーに無許可でNGシーンを寄せ集めて作られた映画なのだそうな。

…そりゃ見たことないし、駄作間違いなしだわ。

 

さてさて、小籠包といえば、南京町と三宮に台湾タンパオというお店もできています。

taiwantanpao.com

写真は三宮の生田ロード店。

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小籠湯包5個入りで380円ととてもリーズナブル。

小腹とお財布に優しい。

いろいろ食べたい私みたいな人には、「ちょっとずつセット」というシュウマイや蒸し餃子もセットになったものもありました。こちらは480円。

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ただ、楽閑記、台湾タンパオ、どちらの小籠包にしても、生姜の千切りがついていなかったのが私的には不満でした。

生姜の千切りに黒酢をつけて小籠包を食べるのが当たり前だと思っていたんですけどねぇ。

 

そんな意味でも、美味しさだけで言えば小籠大王に軍配が上がるかなぁ。

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ただし、小籠大王は接客とサービスの悪さも本場中国式ですのでご注意を!

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居心地の良さとマルチな使い勝手は楽閑記、コスパの良さは台湾タンパオ。

神戸には取り立てて名物もないので、とりあえず中華ということでおススメしてみました。