オーケンとおでんのための元町ガイド

大槻ケンヂさんが神戸へやってくるのがうれしくて作成している元町案内です。

元町のハンバーガー屋さん

とうとう今日から筋肉少女帯の「『猫のテブクロ』完全再現+11」ツアーが始まりましたね。

さて『猫のテブクロ』といえば、私はハイキングバス~最期の遠足~月とテブクロ、の流れが大好きで、こんなふうに物語性を持った音楽があるなんて!と高校生だった私はすぐにのめり込んでしまいました。

猫のテブクロ

猫のテブクロ

かつては小説もたくさん書かれたオーケンさんですが、ここのところインタビュー等でよく、「小説で書かなくても歌詞で表現できるということがわかってきた」ということをおっしゃっているようです。

『猫のテブクロ』はまるで組曲のようにアルバム全体で世界が成り立っていますが、1曲の中に映画くらいのストーリーが凝縮されているものもたくさんありますよね。
その代表例に、筋肉少女帯の『若いコとドライブ~80'sから来た恋人~』が挙げられるかと思います。

80年代に若くして死んだ彼女が1日だけ現代に蘇り、元カレとデートする話で、当時と現代との対比がとても切ない歌です。
↓歌詞詳細はこちら。
http://j-lyric.net/artist/a002b56/l020c52.html

私はいつも「海だ なんにも変わってない」という部分で泣きそうになります。

さてその中で、ウェンディーズハンバーガーの記述がありますよね。
この曲が入ったアルバム『蔦からまるQの惑星』が発売された2010年当時、ウェンディーズは日本を撤退。
80年代の彼女は、二人の思い出が詰まったウェンディーズがなくなったことを悲しむのですが、なんと、今東京のほうでは、またウェンディーズができてるそうじゃないですか。
それも含めて、栄枯盛衰、諸行無常ですなぁ。

というわけで、今回は元町近辺のハンバーガーのお店を紹介したいと思います。
ライブ会場であるBo Tambourine Cafeもハンバーガーを出すお店ですが、最近、ファーストフードではない本格ハンバーガーを出すお店が増えてきた気がします。

まずは、S.B.DINNER。
retty.me

アメリカンダイナーそのままなかんじで、周辺のハンバーガー屋さんの中で一番人気のお店です。
この日はアボカドチーズバーガーをいただきました。

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そして、和牛にこだわったWANTOバーガー。

黒毛和牛のハンバーガー1,080円、神戸ビーフだと1,800円!

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せっかく神戸に来たんだから神戸ビーフを楽しみたい人には、お手軽な神戸ビーフ体験かも。
もちろん私が頼むのは普通のほうですけどね。

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写真に写っているコーヒー370円はランチでも別売ですが、ポテトはついてきます。

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ちなみに、水槽にでっかい魚がいて、お店の人に尋ねると、アマゾンのナマズなんですって。

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そして、去年鯉川筋にできたばかりのCafe&Bar Kiwi。

メニューはこんなかんじ。

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この日頼んだのは牛タンバーガー。

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ジューシーなハンバーグに牛タンのコリコリした食感があって、意外な美味しさでした。
炒めた玉ねぎは甘く、レタスもボリューム感があり、バンズ(っていうんですかねパンは。)も香ばしくカリッと焼かれていて、3店のうちで私はここのバーガーの味が一番好きでした。
ランチだとサラダやドリンク付きでコスパもいいし。

ただし!
鉄板でハンバーグを焼いてるせいで、ここの店内は煙がモクモク。
お洋服の匂い移りには気を付けましょう。